澁澤龍彦「旅のモザイク」初版帯カバー

自ら出不精を名乗っていた書斎の超人・澁澤龍彦。

重い腰をあげた氏の、軽やかな旅行記。写真も豊富に、いつにもまして筆先は楽しげです。

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暗い色味の装丁も多い著作の中では、どこかカバンに入った姿が似合いそうなデザイン。

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海外、国内と、旅行記としては少ない訪問先ながら、一ヶ所一ヶ所で見つけ出す物事の多さに脱帽します。

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膨大な蔵書の中で培った目は、書斎を越えて世界の全てから麗しい色々を見出だすに至ったのでしょう。

それは何よりも幸せな才能であったに違いありません。今もその目線は著作を通して、あちらこちらと見聞録の途上です。