2017年7月25日 / 最終更新日時 : 2017年7月25日 wpmaster 日本の文学 「筒井菫坡詩歌集」 創樹社 初版函帯極美 若くしてこの世を去る詩人たち、夭逝の一群。 その中にあって一等澄みきった抒情を持っていた筒井菫坡。その短い筆命を辿る良著。 藍色の装丁に、彼の遺した詩歌を身近に感じます。 写真資料も多く、知らずと詩人の生涯へと想いを馳せ […]
2017年7月25日 / 最終更新日時 : 2017年7月25日 wpmaster 日本の文学 塚本邦雄「芳香領へ」 ポーラ研究所 初版函帯 多くの歌集に、そのマニアックでイノセントな感性を実らせた塚本邦雄。 「香り」という耽美のエッセンスをひたすらに煮詰めた本書は、数多の文人の著作の中にあっても独自の存在感を振り撒いています。 エキゾチックな函、金色の箔押し […]
2017年7月25日 / 最終更新日時 : 2017年7月25日 wpmaster 書籍 中原佑介「大発明物語」 美術出版社 初版函 日本の美術評論における巨星として、国内外にて多くの美術展覧会にも活躍した中原佑介。 こちらの書籍にては、自動人形や永久機関など、正統な科学史から抹殺された「大発明」を詳細にレポートしています。
2017年7月25日 / 最終更新日時 : 2017年7月25日 wpmaster 日本の文学 山田登世子「娼婦」 日本文芸社 初版函帯 バルザックの研究者として、またファッションや恋愛分野での著作も多い仏文学者による「娼婦」をテーマとした著作。 図版も美しい物を多く収録し、その魅惑的な存在へ深く切り込んでゆく筆致に引き込まれます。 書籍本体は純白の装丁、 […]
2017年7月25日 / 最終更新日時 : 2017年7月25日 wpmaster 日本の文学 「山崎俊夫作品集」全5冊揃い サバト館初版函帯極美 あまりに濃密な耽美ゆえに、文学史より葬られた鬼才・山崎俊夫。 生田耕作編集による全5冊揃い全集には、その致死性の抒情があます所なく収録されています。 端正な装丁、上質な紙を採用しながら、函背に切り取られた語句には何者の立 […]
2017年6月22日 / 最終更新日時 : 2017年6月22日 wpmaster 日本の文学 中田耕治「ド・ブランヴィリエ侯爵夫人」 薔薇十字社 初版函帯極美 伝説的出版社として今なおファンの多い薔薇十字社。 淡いマーブルの見返しも美しい中田耕治による評伝作品。極美本を入荷しております。 初出は澁澤龍彦責任編集「血と薔薇」、鮮やかなコントラストの造本です。 フランス文学とハード […]
2017年6月22日 / 最終更新日時 : 2017年6月22日 wpmaster 日本の文学 種村季弘「ヴォルプスヴェーデ・ふたたび」 筑摩書房 初版函極美 どこか陰惨な空気の漂う旧西ドイツの、芸術家の集う村・ヴォルプスヴェーデ。 怪人・種村による紀行文とも芸術論とも、怪談ともつかない話の数々。 しっかりとデザインされた造本に豊富な図版は、出版ブーム期の重要な遺産でもあります […]
2017年6月22日 / 最終更新日時 : 2017年6月22日 wpmaster 日本の文学 日夏耿之介「残夜焚艸録」 竹村書房 初版限定1000部本 いち早く国内の文学における幻想美の研究に尽力し、後に澁澤龍彦へも影響を与えた日夏耿之介。 随筆を多く執筆した時期に刊行された「残夜焚艸録」、1000部本を入荷しました。 古い書籍ながら、本文はほとんどヤケ・シミなく。印影 […]
2017年6月22日 / 最終更新日時 : 2017年6月22日 wpmaster 日本の文学 矢野目源一「ヴォルガ浮かれ噺」 アソカ書房 初版 奇異にして偉大な文筆家として文芸史に名を残す矢野目源一による翻訳作品。 失われつつあるスラヴの昔話、伝承よりブラックでユーモラスな物を集めた、貴重なテキスト群。 目次を眺めるだけでも、猥雑ながらどこか教訓を含む小咄の数々 […]
2017年6月22日 / 最終更新日時 : 2017年6月22日 wpmaster 日本の文学 三島由紀夫「橋づくし」 文藝春秋新社 函付き美本 舞台化、海外翻訳も盛んに行われ、三島短編中の傑作の一つとして名の高い表題作「橋づくし」を含む短編集。 モダンな赤い縞が印象に残る函付きの美本を入荷しています。こちらは五刷の物になります。 表紙、本文も状態よく残り、赤の印 […]