2019年8月6日 / 最終更新日時 : 2019年8月7日 wpmaster 日本の文学 吉井勇「洛北随筆」 1940年 甲鳥書林初版 函付き その人生の後半を京都で過ごし、多くの印象的な作品と歌集を残した吉井勇。 東京と京都、二つの文化圏の中で独自の幻想・耽美・叙情を磨き上げた作者の、京都洛北生活の覚書。 甲鳥書林刊行、決して豊かではなかった時代に頑健な函付きです。 文化、人々の暮らし、芸術へと向かう精神。様々な思いが一流の美文で綴られます。 端正な言葉の運びは読み易く、また一方素晴らしい奥行きを持つ作品の書き手の一人。 未読の方にも歌集と共に強くお勧めを致します。 Follow me! 共有:クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます) 関連