2019年12月12日 / 最終更新日時 : 2019年12月12日 wpmaster 日本の文学 泉鏡花「鏡花双紙」 1915年 春陽堂初版 函付き革表紙天金装 近年、再びその作品への評価の高まる泉鏡花。 1915年(大正5年)刊行の鏡花双紙、革表紙に天金の物を入荷しております。 函付き。経年のイタミ有りながら本文、函ともに良好な状態です。 分厚さに見合う充実の作品群を収録。作品 […]
2019年12月12日 / 最終更新日時 : 2019年12月12日 wpmaster 日本の文学 堀口大學「詩集 エロチック」古沢岩美挿画 1965年 プレス・ビブリオマーヌ限定版 著者署名入り 日本を代表するフランス文学者/詩人の堀口大學の詩作品と、日本シュルレアリスム史に名高い古沢岩美の挿画の出逢い。 素晴らしい作品選定と装丁で現在も熱烈なファンの多いビブリオマーヌの限定版です。 著者による毛筆署名入り、達筆 […]
2019年11月18日 / 最終更新日時 : 2019年11月18日 wpmaster 日本の文学 澁澤龍彦編集「エロティシズム」 1973年 青土社初版 函帯付き極美完本 1971年にも同じ青土社発行の「ユリイカ」誌上にてエロティシズムを特集した澁澤龍彦。 その二年後の刊行となる単行本版「エロティシズム」、充実の執筆群と多数の図版が魅力的です。 クリーム色とピンク、そして金の箔押しが妖しく […]
2019年11月18日 / 最終更新日時 : 2019年11月18日 wpmaster 日本の文学 三島由紀夫「青の時代」 1950年 新潮社初版 帯付き 初期三島作品において評価の高い長編小説、「青の時代」の帯付き初版本です。 挫折の闇に彩られ地に落ちる青年の美しさを当時の紙、刷りにて。 経年の劣化はあれど、表紙・本文ともに良好。 三島文学らしい湿度と色気のある文章をじっ […]
2019年10月16日 / 最終更新日時 : 2019年10月17日 wpmaster 日本の文学 小林秀雄「藝術随想」 1967年 新潮社初版 函付き 限定1500部 日本におけるフランス文学、芸術評論の大家・小林秀雄。 洋の東西を横断しながら研ぎ澄まされるような、美しい知見の宝庫のような良書。 確りとした造本の佇まいも清廉な印象。 目次にも狭しと並ぶ、藝術の持つ美しさの様々。 時代を […]
2019年10月16日 / 最終更新日時 : 2019年10月17日 wpmaster 日本の文学 三島由紀夫「黒蜥蜴」 1969年 牧羊社二刷 函付き 三島由紀夫の代表的な戯曲作品にして、江戸川乱歩の世界観を見事に組み上げた力作。 「黒蜥蜴」、1969年刊行普及版を入荷しております。 扉や本文枠の装飾など抜かりない美意識を伺える造本。 舞台写真も多く収録し、戯曲形式の持 […]
2019年10月16日 / 最終更新日時 : 2019年10月17日 wpmaster 日本の文学 永井荷風「濹東綺譚」 1950年 六興出版社初版 函付き 永井荷風の不朽の名作・濹東綺譚。こちらは六興出版より1950年刊行の物。 素朴な味わいの装丁が情緒を感じさせる一冊です。 半世紀以上前の書籍ながら、比較的良い状態を保っています。 濹東綺譚、以下目次の作品を収録。 いつの […]
2019年9月13日 / 最終更新日時 : 2019年9月13日 wpmaster 日本の文学 辻邦生「睡蓮の午後」 1990年 福武書店 初版帯付き フランス文学に精通し、生涯を通じて独自の美しい作品を発表し続けた辻邦生の連作短編集。 ボルヘス、クレジオ、マンなどの模作集を謳う帯分に否応なく興味を惹かれます。 エジプト神話をモチーフにした印象的な装丁。 辻邦生作品らし […]
2019年8月6日 / 最終更新日時 : 2019年8月7日 wpmaster 日本の文学 吉井勇「洛北随筆」 1940年 甲鳥書林初版 函付き その人生の後半を京都で過ごし、多くの印象的な作品と歌集を残した吉井勇。 東京と京都、二つの文化圏の中で独自の幻想・耽美・叙情を磨き上げた作者の、京都洛北生活の覚書。 甲鳥書林刊行、決して豊かではなかった時代に頑健な函付き […]
2019年8月6日 / 最終更新日時 : 2019年8月7日 wpmaster 日本の文学 永井荷風「小説 浮沈」 1947年 中央公論社初版 日本を代表する小説家の一人、永井荷風。 中央公論社より戦後まもなくの刊行にて、戦中期の荷風の往時の日々への眼差しが光る一冊。 味のある筆書きで始まる装丁。経年のイタミ・ヤケあり。馴染みの良い紙質です。 約100年前の東京 […]