生田耕作・訳 山本六三・挿画 「眼球譚」
サバト館刊行の生田耕作・訳/山本六三・挿画「眼球譚」・・・の、なんと訳者手書き改稿が付された物(!)
もちろん世界でこの一冊だけです。
山本六三の非常に力強く妖気漂う挿画に、流石の生田氏も作戦の変更を余儀なくされたのでしょうか。
文学の研究において改稿や手直しへの注目が非常に大きな意味を持つのは周知の事実ですが、実際に刷り上がってきた書籍上に細かく入れられた「直し」を観察できる品はそうそうありません。
刷り上がった書籍として読める状態で、作者の思考をトレースしてイメージの散歩に付き合うことが出来る、ファンにはたまらない逸品。ご来店の際は是非手にとってご覧ください。