サンダスン「この世界を見よ」 1987年 アスタルテ書房 限定300部函付き極美完本

イギリスにて私家版を主として制作する印刷所を設立し、気高い思想をもってヨーロッパの装丁文化に影響を与えたサンダスン。

生田耕作訳・署名入り、当店刊行の「この世界を見よ」。極めて程度の良い完本となります。

「工芸の理想」「美しい書物」の二編を収録。良質な紙、刷り、製本。

書物としての美しさ、を追求したサンダスンによる、高潔で奥ゆかしい書物論が綴られています。

所謂ブックデザインとはまた違う、書物がただ美しくある為の洗練を極めた装丁の美。

その真髄に迫る、まさに美しい書物となっております。

モリオン「閉ざされた城の中で語る英吉利人」 ベルメール挿画 生田耕作訳 1989年 サバト館初版 訳者署名入り 函付き

ピエール・モリオン名義で出版されたマンディアルグの、道徳的なる物への破壊の書。

生田耕作訳、署名入り。サバト館刊行の名著です。

状態はとても良好にて、漆黒の装丁が目を引きます。

頁の折々にベルメールの銅版画作品が別刷りのカードとして付されており、作品世界により深い闇を与えています。

目を背ける事も出来ない目眩くような悪徳の美に引きずりこまれるような、恐ろしくも魅力的な一冊となります。

アルトー「アンドレ・ブルトンへの手紙」 生田耕作訳 1978年 サバト館第2版 訳者署名入り完本

シュルレアリスム運動の重要な一人ながらブルトンと袂を別ったアルトー。

生田耕作訳、サバト館による意味深い一冊。訳者署名入りになります。

状態は良好。愛読者カード、新刊案内を付属。

小振りな本ながら、迫力と機知に富んだ辛辣な言葉に引き込まれます。

読む人に様々な事を思わせる力ある一冊です。

バタイユ「死を前にしての歓喜の実践」 1987年 サバト館新装版 生田耕作訳 訳者署名入り 月報新刊スリップ付き極美

80年代サバト館より刊行されていた、やや大型でフランス装の書籍の一群。

バタイユの人気タイトル「死を前にしての歓喜の実践」、訳者署名入りを入荷しております。

フランス装の書籍は簡素な中に独特の品を感じます。

生田耕作署名入り。月報、新刊スリップ付き。

生田耕作訳による強烈な美文。

解説も非常に読み応えがあります。

サバト館の書籍としては手に取り易い価格設定もあり、作品の普及に大きな役割を果たしたシリーズ。

短い作品ながら読後感に強い酩酊を残すバタイユ作品を是非お楽しみください。

マンディアルグ「満潮」 生田耕作訳/アルフォンス・イノウエ装画 1981年 サバト館初版 月報新刊スリップ読者カード付き極美

アルフォンス・イノウエによる美麗な装画と、上質なエロティシズムで今なおファンの多いサバト館の「満潮」。

状態の良い物が入荷してございます。

帯にもほとんどイタミなく、サバト1号なども付属。

現在も素晴らしい作品を描き続けるアルフォンス・イノウエによる、美しい装画たち。

生田耕作の名訳との震えるような相乗効果。

その完成度の高さから、耽美幻想文学の入り口としても多くの読者を魅了し続けてきた一冊。

是非お手に取ってご覧下さいませ。

ベックフォード「ヴァテック」 矢野目源一訳/生田耕作補訳・校正 1974年初版 函付き極美完本

英ゴシック文学の最高傑作と名高いベックフォード「ヴァテック」。

矢野目源一の名訳に生田耕作の補訳によるまさに銘訳本、付属品完備の完本になります。

函、本体、小冊子、全て一切のヤケイタミ無し。

緩やかに取られた余白と高密度の耽美、幻想。

矢野目源一の後書きと生田耕作の小伝冊子。

これらを読むだけでも購入する価値が十分にあります。

美しい文学を美しい装丁で、牧神社の造本も麗しい一冊。

是非書斎への常架をオススメ致します。

ドールヴィリー「真紅のカーテン」 生田耕作訳 サバト館 1987年初版 訳者署名入り極美

黒を基調とし、真紅と金の箔押しが素晴らしい装丁の一冊。

サバト館・生田耕作によるバルベー・ドールヴィイの名著、訳者署名入りの物になります。

函、本体共にビニールで保護されており、経年のイタミからも万全に保護されています。

一般的な単行本よりやや大きめのサイズ、頁いっぱいに広がる迷宮のように端正な美文。

署名の運びも流麗に。

いささか旧く大仰な感性を漂わせるドールヴィイ作品は、一方普遍的な美徳を常に透かし見せるような美しさを感じます。

バタイユ「淫らの塔」 生田耕作訳 1983年 サバト館 訳者署名入り美本

煽情的でありながら、限りなく美しい文学を生み出したバタイユ。

日本においてその普及に多大なる影響を与えた生田耕作とサバト館による一冊。

訳者署名本になります。

影に吸い込まれそうになる、漆黒の想定。官能的なラベル様のタイトル。

端正な署名と、書籍本体の保存状態も良好です。

丁寧な漉き見える本文用紙に並ぶバタイユと生田耕作の美学、その一字一句への陶酔。

挿絵も多く、かつ美麗です。

近年、再び注目の高まる文学、アートに於けるエロティシズムとその表現。

危うくも美しいその世界への耽溺を誘う、魅力ある作品です。

マンディアルグ「ビアズレーの墓」 生田耕作訳 1989年 奢灞都館 普及版 月報新刊スリップ訳者署名付き美本

内容・造本、ともに優れた書籍を次々と出版し、日本の出版史に今も燦然と輝く奢灞都館。

名著「ビアズレーの墓」普及版、訳者署名入りの美本が入荷しております。

仏文学の翻訳者として名を馳せ、また日本の埋もれた名作の発掘に尽力した生田耕作。

小ぶりながらも達筆な署名です。

普及版ながらも、繊細な印刷、丁寧な文字組、フランス装を採用など、こだわり抜いた造りです。

月報、新刊スリップが付属し、保存状態は表紙・本文ともに極々良い状態です。

短い活動期間ながら、数多の優美な書籍を刊行した奢灞都館。

フランス耽美文学、そして生田耕作作品への耽溺の入り口としても是非お勧めを致します。

マンディアルグ著/ビアズレー挿画「ビアズレーの墓」 生田耕作訳 サバト館 天金装初版函付き美本 274/950限定

国内においてビアズレーの美を一躍知らしめた金字塔、サバト館刊行「ビアズレーの墓」。

秀逸な装丁に納まるマンディアルグ著/生田耕作訳の陶酔。

草色の函、金箔押しの表紙、天金仕上げ、本文の装飾に至るまで貫かれた美学。

退廃の甘美な輝き。

生田耕作の妙訳にて、マンディアルグとビアズレーの交歓が鮮やかに頁から立ち上ります。

装丁も翻訳も、選書も優れたサバト館の書籍。

愛読し、愛蔵されるその麗しさを是非お手にとってお確かめ下さい。