ベックフォード「ヴァテック」 矢野目源一訳/生田耕作補訳・校正 1974年初版 函付き極美完本

英ゴシック文学の最高傑作と名高いベックフォード「ヴァテック」。

矢野目源一の名訳に生田耕作の補訳によるまさに銘訳本、付属品完備の完本になります。

函、本体、小冊子、全て一切のヤケイタミ無し。

緩やかに取られた余白と高密度の耽美、幻想。

矢野目源一の後書きと生田耕作の小伝冊子。

これらを読むだけでも購入する価値が十分にあります。

美しい文学を美しい装丁で、牧神社の造本も麗しい一冊。

是非書斎への常架をオススメ致します。

ドールヴィリー「真紅のカーテン」 生田耕作訳 サバト館 1987年初版 訳者署名入り極美

黒を基調とし、真紅と金の箔押しが素晴らしい装丁の一冊。

サバト館・生田耕作によるバルベー・ドールヴィイの名著、訳者署名入りの物になります。

函、本体共にビニールで保護されており、経年のイタミからも万全に保護されています。

一般的な単行本よりやや大きめのサイズ、頁いっぱいに広がる迷宮のように端正な美文。

署名の運びも流麗に。

いささか旧く大仰な感性を漂わせるドールヴィイ作品は、一方普遍的な美徳を常に透かし見せるような美しさを感じます。

バタイユ「淫らの塔」 生田耕作訳 1983年 サバト館 訳者署名入り美本

煽情的でありながら、限りなく美しい文学を生み出したバタイユ。

日本においてその普及に多大なる影響を与えた生田耕作とサバト館による一冊。

訳者署名本になります。

影に吸い込まれそうになる、漆黒の想定。官能的なラベル様のタイトル。

端正な署名と、書籍本体の保存状態も良好です。

丁寧な漉き見える本文用紙に並ぶバタイユと生田耕作の美学、その一字一句への陶酔。

挿絵も多く、かつ美麗です。

近年、再び注目の高まる文学、アートに於けるエロティシズムとその表現。

危うくも美しいその世界への耽溺を誘う、魅力ある作品です。

マンディアルグ「ビアズレーの墓」 生田耕作訳 1989年 奢灞都館 普及版 月報新刊スリップ訳者署名付き美本

内容・造本、ともに優れた書籍を次々と出版し、日本の出版史に今も燦然と輝く奢灞都館。

名著「ビアズレーの墓」普及版、訳者署名入りの美本が入荷しております。

仏文学の翻訳者として名を馳せ、また日本の埋もれた名作の発掘に尽力した生田耕作。

小ぶりながらも達筆な署名です。

普及版ながらも、繊細な印刷、丁寧な文字組、フランス装を採用など、こだわり抜いた造りです。

月報、新刊スリップが付属し、保存状態は表紙・本文ともに極々良い状態です。

短い活動期間ながら、数多の優美な書籍を刊行した奢灞都館。

フランス耽美文学、そして生田耕作作品への耽溺の入り口としても是非お勧めを致します。

マンディアルグ著/ビアズレー挿画「ビアズレーの墓」 生田耕作訳 サバト館 天金装初版函付き美本 274/950限定

国内においてビアズレーの美を一躍知らしめた金字塔、サバト館刊行「ビアズレーの墓」。

秀逸な装丁に納まるマンディアルグ著/生田耕作訳の陶酔。

草色の函、金箔押しの表紙、天金仕上げ、本文の装飾に至るまで貫かれた美学。

退廃の甘美な輝き。

生田耕作の妙訳にて、マンディアルグとビアズレーの交歓が鮮やかに頁から立ち上ります。

装丁も翻訳も、選書も優れたサバト館の書籍。

愛読し、愛蔵されるその麗しさを是非お手にとってお確かめ下さい。

「山崎俊夫作品集」全5冊揃い サバト館初版函帯極美

あまりに濃密な耽美ゆえに、文学史より葬られた鬼才・山崎俊夫。

生田耕作編集による全5冊揃い全集には、その致死性の抒情があます所なく収録されています。

端正な装丁、上質な紙を採用しながら、函背に切り取られた語句には何者の立ち入りも拒否する様な、無垢で痛切な叫びに満ちています。


三田文学が生んだ、純潔なる退廃。その美文の全て。

「美童」「神経花瓶」「玉虫秘伝」「古き手帖より」「夜の髪」、生田耕作とサバト館により残された作品集に今も棲まうそのデカダン。

希少な書籍ながら現在、店頭にてご覧を頂けます。是非その世界へ耽溺下さいませ。

泉鏡花「斧琴菊」 小村雪岱装丁・初版函極美

以前も入荷のあった泉鏡花「斧琴菊」、こちらは草の色も鮮やかな函付きの美本を店頭に置いてございます。

昭和九年初版の書籍ながら、本文頁の紙の白さも眩しく。

どこから見ても鮮やかな保存状態にて、出版当時と同じ手触りの鏡花作品をお楽しみ頂けます。

文字組みの妙は初版本ならでは。

こういった極々程度の良い物から、読むのには支障がない程度のイタミの物まで、出版当時の御本での読書が多くの作品にて楽しめる現代。

是非沢山の方に古書を手に取る喜びを感じて頂ければと、「斧琴菊」「照葉狂言」を前に願います。

生田耕作訳「イレーヌ」 訳者署名入り・極美完本

ど真ん中な1冊を、完全な状態にて。

生田耕作訳、ルイ・アラゴン「イレーヌ」サバト館、初版極美月報新刊スリップ付き訳者署名入り完本、ビニールでパックされ書棚にて保管中。

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無駄のない骨太な装丁、店内照明にピカピカと光り。

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表紙から本文、帯にいたるまでヤケ・ヨレの一つもなし。

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本は読まれる為の物とは分かりつつも、美しい書籍には触れるのが怖い読書家にはつきもののジレンマ。

しかし大切な一書にては、ページを開く時の姿勢も自然と丁寧に熱を帯びるのかも知れません。

松本完治訳「マルティニーク島 蛇使いの女」 献呈署名入り

エディション・イレーヌ渾身のブルトン/マッソン作品「マルティニーク島 蛇使いの女」。

当店先代・佐々木一彌宛て献呈署名入りの、美しい1冊です。

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松本先生のどこか洒落た字体、親しみのある筆跡。

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翻訳者としての矜持を感じる、詳細にして正確な訳註。

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著者・作品への深い理解により紡がれ、豊かに溢れだす美文。イメージの結実。

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今年のブルトン没後展での活躍も記憶に鮮やかなエディション・イレーヌと訳者・松本完治。

こちらの美しいシュルレアリスム作品も、是非多くの方に耽溺して欲しい1冊です。

生田耕作・高橋祥太郎共訳「マキャベリ」 みすず書房刊行初版献呈署名入り

生田耕作、高橋祥太郎共訳、マルセル・ブリヨン著「マキャヴェリ」。

当店先代・佐々木一彌宛て献呈署名入り本です。

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柔らかい筆跡です。

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ビニールカバーに包まれ、美しい状態に保たれています。

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専門書らしく、細かな字、二段組の密度。多くの思考を伝える、知識の象。

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美も芸も、そして商いも。生きる事は内実があってこそと。

今年1年を振り返りつつ、首を垂れたくなりました。

背筋の伸びる様な、そんな硬質な思考と言葉にみちみちた1冊です。