夢野久作「ユメノユモレスク」 扉絵三者署名入り極美新刊スリップ付き
国書刊行会による新規全集発行のニュースに上がる歓声の多さに、改めてファンの多さを感じる夢野久作。
新しい代表作の一つとして、「ユメノユモレスク」と現代的挿画の出逢いに、また夢野作品のユニークな象が結ばれました。
挿画装丁が物語の味わいに与える影響は、やはり多くあるようです。美麗。
扉絵はそれぞれ、アルフォンス井上・杉本一文・林由紀子・宮島亜紀の四人が担当。
それぞれの画風は違えど、巻末の言葉が全てを語っている気がします。
「愛しています。」
文学作品としては勿論、ある意味純粋すぎる画家たちとの出逢いにより新しい景色も見出だせるであろう一冊。
夢野入門としてもお奨めしたい書籍です。