稲川足穂「ヴァニラとマニラ」 仮面社初版函

後期タルホ文学の名作・ヴァニラとマニラ。

サドに始まり天体、機械、少年愛を巡る銀色の飛行体。

きっちりと詰められた文字、厳格な放蕩。

多くのタルホ的モチーフを溢れさせながら夜空を流れる、方舟めいた作品。

後期著作への入り口としても最適ではないでしょうか。