ミルチャ・エリアーデ「妖精たちの夜 Ⅱ」 住谷春也・訳 作品社初版帯美本

宗教、民族学に多くの貢献をし、幻想の描写に独自のロマンを持つエリアーデ。

真夏の夜に向けたイメージの着火点のひとつに如何でしょうか。

造本、ミルキィ・イソベ氏。

メルヘンな書名ながら、時に激しい言葉や太字にて強調される単語にひやりとする感覚も。

また、多くの言語をマスターした著者ならではの含む物の多い描写も味わい深く。

お薦めを致します。

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