ルイス「アフロディット」 小松清訳 1952年 白水社初版 函付き
白水Uブックスなどで広く翻訳文学のファンを増やした白水社による、戦後復興期の名著。
ピエール・ルイスの代表作「アフロディット」を小松清の訳にて。
経年のイタミなどあれど、本文は比較的良い状態を保っており、白水社のしっかりとした本作りが伺えます。愛の女神の名を冠したピエール・ルイスのエロティシズム溢れる美文が、流麗な訳に乗って流れ出します。 近年、再びその魅力でファンを増やすピエール・ルイスの著作。
多くの訳、刊行物に恵まれた彼の作品。是非読み比べも含めお勧め致します。