多田智満子「長い川のある國」 吉野史門装丁 2001年 書肆山田初版第二刷

様々なエピソードと素晴らしい作品群を遺して2003年にその生を閉じた多田智満子。

硬質に透き通るような美しい詩群を収めた「長い川のある國」が入荷ございます。

異国風の扉と極めて精妙な配置を見せる目次に、精神の深みへの旅を予感させます。

静かな、極めて端正な言葉で紡がれる詩の数々がもたらす無二の読書体験。

瞑想的な恍惚へ導くようです。

詩と言うジャンルに於いて、烈しい情動とは一線を画した理知的な抒情を感じさせる稀有な一冊。

店頭にて、またご自宅の安堵あるスペースにて、ごゆっくりとお読み下さいませ。