バシュラール「蝋燭の焔」 渋沢孝輔訳 1966年 現代思潮社初版 函付き

自然科学を専門としながら、独自のアプローチで極めて詩的な領域に思考を漂わせたバシュラール。

日本のフランス文学研究に多くの貢献を残した訳者により、その難解な著作が美しく表された良書です。

現代思潮社によるモダンな装丁、謎めいたコラージュも良い雰囲気です。 目次に並ぶ奇妙な語の数々は、文学を主とする書き手とはまた違う味わいを感じます。 その他、詩とイメージをテーマにした著作に幾つかの翻訳も出ているバシュラール。

その硬質に花開く幻想性を是非ご一読下さい。