2016年6月19日 / 最終更新日時 : 2016年6月19日 wpmaster その他・雑誌類 ヴィヴィアン・サトウ リトグラフ「エジプトの女」 緻密で装飾的な表現が目を奪う、ヴィヴィアン・サトウによるリトグラフ作品。 クラシカルなパターンを多用しつつも、斬新な構図がユニークに際立っています。 インクの黒、余白の白の鮮やかさは版画ならではの美しさです。 まだまだ、 […]
2016年6月19日 / 最終更新日時 : 2016年6月19日 wpmaster 小品類 生田耕作より 手書き色紙「ぎをんにて」 生田耕作による手書きの色紙、祇園の宴席にて書かれた物のようです。達筆。 墨絵のタッチも柔らか、日本文化全般に愛着を持った氏の穏やかな横顔が見えるよう。 忙しい現代では宴席で歌をしたためる、どころか想いを込めて手で文字を記 […]
2016年6月18日 / 最終更新日時 : 2016年6月18日 wpmaster 日本の文学 谷崎潤一郎 「倚松庵随筆」 有り余る抒情と感傷とを極めて透明な言葉に閉じ込めた作家、谷崎順一郎の繊細なエッセイ。 雨の降る日にそっとベッドサイドにあって欲しい一冊。 時代を感じる版の取り様、そこから立ち上る普遍的な人の喜怒哀楽。 函や表紙の状態も良 […]
2016年6月18日 / 最終更新日時 : 2016年6月18日 wpmaster 小品類 扇子 生田耕作より金子國義へ「ぎをん酔唄」 生田耕作による手書きの唄が附されたやや大振りな扇子、味のある筆遣いが華やか。 生田と画家・金子國吉が祇園に飲みに出た際に書かれた物です。 艶っぽい水色が雰囲気です、ヨーロッパではエロチックなカラーと言えばピンクではなく薄 […]
2016年6月1日 / 最終更新日時 : 2016年6月1日 wpmaster 小品類 澁澤龍彦より生田耕作へ 私信・全10枚組み 澁澤龍彦から生田耕作へあてた手紙、全10枚組の物。 文豪から文豪へ、ファンにはたまらない品です。 澁澤氏の丁寧で、しかし静かな熱意を感じる筆致が、二人の間に在るある種の強い絆を感じさせます。 当時、彼らが何を感じ、必要と […]
2016年6月1日 / 最終更新日時 : 2016年6月1日 wpmaster 日本の文学 井伏鱒二 「シグレ島叙景」 国語の教科書で出会う「山椒魚」で有名な文豪・井伏鱒二。 その山椒魚も含む短編集「シグレ島叙景」、カバー背に少しの破れなどありますが発行年代の割には焼けもすくなく本文の状態もいいです。 すべっとした薄手の紙に淡い色合いの入 […]
2016年6月1日 / 最終更新日時 : 2016年6月1日 wpmaster 日本の文学 臼井喜之介 「京都文学散歩」 京都で様々な文化人と交際をもち、出版局をかまえた臼井喜之介。 また同人誌を主催し、詩人としても活躍したその手腕で鮮やかに描かれた、今で言う京都本「京都文学散歩」です。 写真も、その豊富な人脈を活かした貴重なカットがふんだ […]
2016年6月1日 / 最終更新日時 : 2016年6月5日 wpmaster 日本の文学 稲垣足穂・中村宏 「地を匍う飛行機と飛行する蒸気機関車」 貴重で稀稿で奇怪な書籍、稲垣足穂・中村宏の共著による「地を匍う飛行機と飛行する蒸気機関車」、タイトルだけでゾクゾクしてしまいます。 ビニールの函カバーが彼らの宇宙の「ぬめり」のように感じるのは錯覚でしょうか? 挿絵・写真 […]
2016年6月1日 / 最終更新日時 : 2016年6月1日 wpmaster 書籍 澁澤龍彦 「思考の紋章学」 澁澤龍彦・著「思考の紋章学」、初版函入り帯付き・極美品です。 白いモノリスのような本体と、民芸調の函イラストが一味違う印象。 本文ページも真っ白な状態に保たれています。 本作では日本の作家についての言及も多く見られ、そう […]
2016年6月1日 / 最終更新日時 : 2016年6月1日 wpmaster 書籍 生田耕作所蔵 バタイユ「息子」 生田耕作所蔵・バタイユ「息子」の原典本、生田氏の旧蔵印付です。 小さく簡素な作りながら、ヨーロッパらしい端正なフォントや文字組が気品を感じさせます。 生田氏の旧蔵印だけは実に日本的で、そのギャップも良い雰囲気。 こういっ […]