2016年9月25日 / 最終更新日時 : 2016年9月25日 wpmaster 日本の文学 木水彌三郎「秋の雪」 サバト館限定300部の内144番 著者署名入り極美完本 ひり、と冷たい雪。寒さを意識しはじめるこの季節にこそ。 生田耕作が愛した、澄んだ、澄んだ、言葉の結晶体。 サバト館より、木水彌三郎「秋の雪」。 白と黒、これ以上ないと感じる程の簡潔で高潔な装丁。 著者の人柄を感じる柔らか […]
2016年9月25日 / 最終更新日時 : 2016年9月25日 wpmaster 書籍 鹿島茂「愛書狂」 角川春樹事務所初版帯極美 「わたしには、この本たちを世に知らしめる義務がある─」。 世界中の編集者・書店員がお気に入りの作品を前に思いながらも、中々口に出せない台詞を恥ずかしげもなく惜しみなく。 鹿島茂より届いた奇書怪書ガイドの決定版「愛書狂」、 […]
2016年9月25日 / 最終更新日時 : 2016年9月25日 wpmaster 書籍 A.バタイユ・著/小川泰一・訳「結婚の曲」 白水社昭和2年初版 バタイユ、ですがこちらは悲恋物を得意とした劇作家のアンリ・バタイユ。 昭和ひと桁の昔より、白水社による木版装丁も可愛らしい「結婚の曲」入荷しております。 棚にそうっと飾りたくなるような表紙、深く枯れた青に鮮やかな花。 状 […]
2016年9月25日 / 最終更新日時 : 2016年9月25日 wpmaster その他・雑誌類 随筆集「芝居」 大河内書店 昭和23年初版函帯 芸術の秋、大小様々な劇団の秋公演も目白押し。 多くの文化人に習う機微に富んだ視点、大河内書店よりお芝居鑑賞必携の一冊「芝居」、置いております。 背に少し剥がれあり、戦後間もなくの刊行物にしては本文用紙など厚みがありしっか […]
2016年9月25日 / 最終更新日時 : 2016年9月25日 wpmaster 日本の文学 生田耕作・著「わが偏書記」 サバト館限定300部の内196番 生田耕作著作物の装丁の中でも日本的な趣きがよくでた後期の名作「わが偏書記」。 和紙造りの本文も美しい限定300部の内196番、極美完本です。 秋にむかい少しづつ景色が枯れてゆく中、目が安らぐような質感・色合い。 書物を語 […]
2016年9月11日 / 最終更新日時 : 2016年9月11日 wpmaster 日本の文学 吉井勇 歌集「悪の華」 竹久夢二木版装丁・函 優美で整った語り口、爵位持ち、愛妻家。谷崎・白秋・啄木らと親交を持ち、耽美派ながら誠実な作風を極めた吉井勇の心象がこだまするような歌集。 竹久夢二の手による木版装丁に天金が麗しい一冊です。 タイトル絵も残酷ながらどこか「 […]
2016年9月11日 / 最終更新日時 : 2016年9月11日 wpmaster 書籍 ストリンドベリー 著/杉山誠 訳「令嬢ジュリー」初版帯極美 秋の夜長、コーラ片手のDVDの視聴に疲れたら戯曲を読むのは如何でしょう。 激しくもリズムは緩やかな三拍子、時代の波に翻弄された劇作家ストリンドベリーの名作戯曲「令嬢ジュリー」。杉山訳・三笠書房刊行、端正なルックスの初版帯 […]
2016年9月11日 / 最終更新日時 : 2016年9月11日 wpmaster 書籍 ヤンセン 著/種村考弘 訳「リッツェ」初版帯美本 現代線描画の最高峰と謳われながら自ら狂人を名乗ったホルスト・ヤンセン。 彼の「複製拒否」の絵物語リッツェ、翻訳の奇術師・種村訳にして耽美の博覧会場・トレヴィル刊行。 滴るような赤い装丁を際立たせるヤンセンの絵。タイトルの […]
2016年9月11日 / 最終更新日時 : 2016年9月12日 wpmaster 日本の文学 寺山修司「不良少女入門-僕の愛した少女」初版帯 日本文学史に残る「こじらせた」作家、寺山修司の少女観、そしてその源泉とは。 寺山修司「不良少女入門」、かわいい表紙もきれいなままの初版帯付き入荷しています。 赤黒ベースの本体に少女の淡やかな白い肌、まったくもって映えます […]
2016年9月11日 / 最終更新日時 : 2016年9月11日 wpmaster 日本の文学 谷崎潤一郎「鍵」初版極美 谷崎一流の流麗な言葉のパズル、心の組木細工が味わえる名作「鍵」。 中央公論社函付き初版、ほとんどダメージなしの極美本です。 棟方志功の民芸調の装丁ながら、扉絵から感じる生々しく踊る命の芳しさ。 挿絵も多く、スッキリとした […]