2019年9月13日 / 最終更新日時 : 2019年9月13日 wpmaster 書籍 ビアズレー「UNCOLLECTED WORK OF AUBREY BEARDSLEY」 1925年刊行 ビアズリーの死後、1925年に刊行され、多くの未発表作と含む作品を網羅したファン必携の一冊。 幼少期からの詳細な来歴と肖像、あまり知られていないカートゥーン作品なども収録。 経年のイタミなどあれど、本文や作品プリントなど […]
2019年9月13日 / 最終更新日時 : 2019年9月13日 wpmaster 書籍 ツァラ「七つのダダ宣言とその周辺」 1988年 土曜美術社 限定600部 実験的な言語を操り、ダダ〜シュルレアリスムの運動に大きな足跡を残したツァラ。 七つのダダ宣言は今なお多くの示唆を文学・美術愛好家へ与えてくれる良書の一つです。 土曜美術社より600部の刊行。表紙、帯共に良好。 実に多くの […]
2019年9月13日 / 最終更新日時 : 2019年9月13日 wpmaster その他・雑誌類 エイベル「メタシアター エピステーメー叢書」1980年 朝日出版社 刺激的な著作を多く翻訳・刊行し今なお多くの読書人の知識欲を満たすエピステーメー叢書より、エイベルの「メタシアター」。 三人の翻訳者による読み応え十分の冊子。 簡素な作りの書籍ながら、装丁や編集に拘りを感じさせます。 多く […]
2019年9月13日 / 最終更新日時 : 2019年9月13日 wpmaster 日本の文学 辻邦生「睡蓮の午後」 1990年 福武書店 初版帯付き フランス文学に精通し、生涯を通じて独自の美しい作品を発表し続けた辻邦生の連作短編集。 ボルヘス、クレジオ、マンなどの模作集を謳う帯分に否応なく興味を惹かれます。 エジプト神話をモチーフにした印象的な装丁。 辻邦生作品らし […]
2019年9月13日 / 最終更新日時 : 2019年9月13日 wpmaster 書籍 サンドラール「黄金」生田耕作訳 1986年 白水社初版 帯付き、訳者署名入り ヨーロッパを中心に活躍し、多くの世界を旅したサンドラールの小説「黄金」。 味わい深い生田耕作訳にて、白水社刊行署名入りになります。 帯、本体共に良好。署名落款も鮮やかに残っています。端正な文字組、濃密な美文。多くの知見と […]
2019年8月6日 / 最終更新日時 : 2019年8月7日 wpmaster 書籍 ル・クレジオ「逃亡の書」望月芳郎訳 1971年 新潮社初版 帯付き ル・クレジオの初期作品の一つ「逃亡の書」。新潮社刊行帯付きにて比較的良好な状態。 望月芳郎の訳にて、実験的ながら読み易い一冊に仕上がっています。 熱と混乱の中に祝福を宿すような、味のある装丁。時に暗号や、迷路の如く入り組 […]
2019年8月6日 / 最終更新日時 : 2019年8月7日 wpmaster 書籍 ブルトン「セリ・シュルレアリスム=2 夢の軌跡」 1976年 国文社三刷 アンドレ・ブルトン編集によるアンソロジー的書籍を三者共訳にて送る良書。 ブルトンとそのシュルレアリスム周辺を知る上で重要な一冊として今なお人気を誇ります。 どこか不穏で印象に残る装丁。 多くの作家や作品が紹介され、シュル […]
2019年8月6日 / 最終更新日時 : 2019年8月7日 wpmaster その他・雑誌類 澁澤龍彦編「 ユリイカ 総特集エロティシズム」 1971年 青土社 今も先鋭的な特集を次々と送り出す青土社の「ユリイカ」より、澁澤龍彦監修によるエロティシズム特集号。 雑誌ならではの豊富な図版と、個々の執筆の味わい深さが魅力の一冊です。 目次には現在も精力的に活動されている名前も多々。 […]
2019年8月6日 / 最終更新日時 : 2019年8月7日 wpmaster 日本の文学 吉井勇「洛北随筆」 1940年 甲鳥書林初版 函付き その人生の後半を京都で過ごし、多くの印象的な作品と歌集を残した吉井勇。 東京と京都、二つの文化圏の中で独自の幻想・耽美・叙情を磨き上げた作者の、京都洛北生活の覚書。 甲鳥書林刊行、決して豊かではなかった時代に頑健な函付き […]
2019年8月6日 / 最終更新日時 : 2019年8月7日 wpmaster 日本の文学 永井荷風「小説 浮沈」 1947年 中央公論社初版 日本を代表する小説家の一人、永井荷風。 中央公論社より戦後まもなくの刊行にて、戦中期の荷風の往時の日々への眼差しが光る一冊。 味のある筆書きで始まる装丁。経年のイタミ・ヤケあり。馴染みの良い紙質です。 約100年前の東京 […]