アルフォンス・イノウエ 「ヒブリス」

フランス幻想文学の挿絵で有名なアルフォンス・イノウエの版画作品です。

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悲しげな表情の少女が、繊細なタッチで表現されています。

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湧き水のように広がるドレスのドレープ、細く柔らかい森林の描写など、小ぶりな作品ながら存在感のある作品です。

うっすらとブロンドに彩色された髪の表現も麗しく、作品全体から強い詩情を漂わせています。

アルフォンス・イノウエ 「乙女の誘惑」

フランス幻想文学の挿絵で有名なアルフォンス・イノウエの版画作品です。

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死神に手を引かれる少女、タロット風の構図です。

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寓意の多く含まれるタロットや宗教画といったモチーフは、暗喩・隠喩の飛び交う幻想文学関連とはとても相性のよいモチーフ。

長年生田耕作の仕事を手伝った作家の得意とするところでもありましょう。

アルフォンス・イノウエ 「オフェーリア」

フランス幻想文学の挿絵で有名なアルフォンス・イノウエの版画作品です。

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樹の下の少女、意味深なモチーフが散りばめられています。

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有名な「ハムレットのオフェーリア」をモチーフにしながらも、作者らしい謎めいた雰囲気に仕上げられています。

その謎を一つ一つ解くように、じっくりと鑑賞したくなる作品です。

アルフォンス・イノウエ 「卵の上の街」

フランス幻想文学の挿絵で有名なアルフォンス・イノウエの版画作品です。

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緻密で無機質なタッチは、稲垣足穂の描き出す小宇宙のよう。

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者の得意とする人物や寓意といったテーマから離れて、温度の存在しない、それでいて微睡みを起こさせるような硬質な世界がインクからあふれるようです。

作者の実力の高さを十二分に堪能できる、美しい作品になっております。

澁澤龍彦・著 野中ユリ・装丁挿画 「夢のある部屋」

澁澤龍彦×野中ユリの黄金比がじっくり堪能できる「夢のある部屋」、帯の痛みすらほとんど見当たらない美本です。

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よく見ると、函と表紙・裏表紙が鏡合わせになっている所に、お二人の感性を感じます。

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鋭い感性で考察を積み重ねる「澁澤節」ももちろん素晴らしいですが、この本ではもう少し散漫に、奔放に、ビロードのチェアと夢想に身を委ねる著者の姿が見えるようで味わい深い一冊です。

その夢想の断片を切り取ったかのような野中ユリの挿画も見事。自室に篭ってページを手繰れば、彼らの夢を追体験するような贅沢な時間を与えてくれるでしょう。

澁澤龍彦・著 「夢の宇宙誌」

術出版発行の絶版本「夢の宇宙誌」、インパクトのあるエッシャーの表紙は覚えのある方も多いのではないでしょうか。

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中のカラーページも発色良く残っています。

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先代の当店店主が愛蔵していた一冊でもあります。

文庫版では味わえないゆったりと取られた余白と、鮮やかに対をつくるカラー頁の妙は、やはり原典だけの魅力。

資料を追いながら文を組み立てた著者の息遣いまで聞こえてきそうな、そんな雰囲気を感じさせます。

生田耕作・訳 フローベル「愛書荘」 

当・アスタルテ書房刊行の生田耕作・本邦初訳のフローベル「愛書荘」です。

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当店でもお出しできるのはもう、この一冊のみになってしまいました。

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限定300部のナンバーは訳者自らの手書き、さらにこれは・・。

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文を書き、本を愛する人々すべてに向けられた訳者の暖かい視線を、深く醸成された拘りを、造本から句読点の端にいたるまで楽しんでいただけますように。

資料としても貴重ですが、生田耕作による翻訳として、そして文学作品として、非常に価値の高い一冊です。

生田耕作・訳 「マダム・エドワルダ」

河出書房による人間の文学シリーズ・生田耕作の手による「マダム・エドワルダ(同時収録・眼球譚)」、初版美品完本。さらに訳者献呈署名付の一冊です。

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この作者・訳者の作品でこういった極彩色の表紙も珍しくユニークです。

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当時のままの新刊図書カード、宣伝チラシも完備。

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生田耕作や澁澤龍彦の本がこぞって求められた当時の、大手出版社の気概を感じる二本立てのボリューミーな本です。

当時に根を下ろしたフランス文学や彼ら名文士たちへのたぎるような熱が、今の少数精鋭パブリッシングへ受け継がれているのでしょうか。

懐かしさへ思いを馳せる、或いは新鮮な刺激を求めて、名作へ没入する喜びをどうぞこの一冊とお楽しみください。

生田耕作・訳 山本六三・挿画 「眼球譚」

サバト館刊行の生田耕作・訳/山本六三・挿画「眼球譚」・・・の、なんと訳者手書き改稿が付された物(!)

もちろん世界でこの一冊だけです。

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山本六三の非常に力強く妖気漂う挿画に、流石の生田氏も作戦の変更を余儀なくされたのでしょうか。

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文学の研究において改稿や手直しへの注目が非常に大きな意味を持つのは周知の事実ですが、実際に刷り上がってきた書籍上に細かく入れられた「直し」を観察できる品はそうそうありません。

刷り上がった書籍として読める状態で、作者の思考をトレースしてイメージの散歩に付き合うことが出来る、ファンにはたまらない逸品。ご来店の際は是非手にとってご覧ください。

生田耕作・訳 「恐怖の報酬」

フランス文学の、特に甘美で幻想的な作品の翻訳を手がけた訳者には珍しい毛色の翻訳作品です。14 - 46

状態、非常に良好。

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生田耕作の・・・ハードボイルド物?!

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自身の著書としてダンディズムを扱った作品もある訳者は、意外とこういった泥臭さや緊張感溢れる男の世界・・そういった物への強い拘りがあったのかも知れません。

果たしてどんな作品になっているか、当店で是非、ページを手繰ってみて下さい。