2016年12月2日 / 最終更新日時 : 2016年12月2日 wpmaster 日本の文学 萩原厚生譚 ピエエル・ルウイ「妖婦クリシス」 大正13年再版・発禁本 補修跡も痛々しく、そして誇らしく。 萩原厚生訳によるピエール・ルイス「アフロディーテ」(妖婦クリシス表記)、大正期より発禁本の入荷です。 カヴァーの破れをタイトルシールで塞いだりと、この本の辿った過酷で、そして愛に満ちた […]
2016年12月2日 / 最終更新日時 : 2016年12月2日 wpmaster 日本の文学 澁澤龍彦「貝殻と頭蓋骨」 桃源社・初版極美 澁澤単行本の中でも限定本を除けば発行数の少ない桃源社「貝殻と頭蓋骨」。 稀少な書籍ながらも状態は極めて良好にてのお取り扱いございます。 真っ赤な装丁、そして滋味溢れるこのフォント!に思わず唸ります。 近年ようやく一般的な […]
2016年11月8日 / 最終更新日時 : 2016年11月8日 wpmaster 日本の文学 種村季弘「夢の覗き箱」 初版帯美本 ─スエヒロ劇場<外国映画>128本封切り!(帯より) あらゆる文化をその頭脳に収めていった’歩く陳列室’種村季弘による映画本。 マイナー作品を中心に128本分の大ボリュームで映写機は回 […]
2016年10月26日 / 最終更新日時 : 2016年10月26日 wpmaster 日本の文学 中井英夫「黄泉戸契」96/300番極美 良い佇まいの本はそれだけで人を惹き付けます。まして中身は中井英夫ワールド。 「黄泉戸契」、限定300部非売品の番号96。 箱もカバーも、控えめに付されたタイトル「黄泉戸契」も、中にある物語への期待を否応なしに高めてくれま […]
2016年10月26日 / 最終更新日時 : 2016年10月26日 wpmaster 日本の文学 澁澤龍彦「旅のモザイク」初版帯カバー 自ら出不精を名乗っていた書斎の超人・澁澤龍彦。 重い腰をあげた氏の、軽やかな旅行記。写真も豊富に、いつにもまして筆先は楽しげです。 暗い色味の装丁も多い著作の中では、どこかカバンに入った姿が似合いそうなデザイン。 海外、 […]
2016年10月26日 / 最終更新日時 : 2016年10月26日 wpmaster 日本の文学 夢野久作「ユメノユモレスク」 扉絵三者署名入り極美新刊スリップ付き 国書刊行会による新規全集発行のニュースに上がる歓声の多さに、改めてファンの多さを感じる夢野久作。 新しい代表作の一つとして、「ユメノユモレスク」と現代的挿画の出逢いに、また夢野作品のユニークな象が結ばれました。 挿画装丁 […]
2016年10月26日 / 最終更新日時 : 2016年10月26日 wpmaster 日本の文学 塚本邦雄「夏至遺文」初版カバー 数多くの句集を通じて、精神や神経の甘い軋みを描写した塚本邦雄。 こちらは数少ない小説、のうち極短い作品を集めた夏至遺文。一篇一篇が、鮮烈です。 本文、表紙、共に良好な状態。 鮮やかなイエローの栞紐も時折作品を読む目に刺激 […]
2016年10月26日 / 最終更新日時 : 2016年10月26日 wpmaster 日本の文学 泉鏡花「斧琴菊」初版美本 生田耕作による紹介や幻想文学ブームなどを経て、現在また愛読者を増やす泉鏡花。 雪岱の装丁も美しい「斧琴菊」、初版の物が入りました。 極めて品の良い配色にモチーフ、経年の痛みも軽度に済んだ良い保存状態です。 開く姿も美しく […]
2016年10月10日 / 最終更新日時 : 2016年10月10日 wpmaster 日本の文学 特別編 日夏耿之介「転身の頌」 中央公論社三重函入り極美本 [書肆ゲンシシャ古写真展 蔵書コーナー出品書籍より] 日本の初期耽美派における偉大な柱の一人、日夏学匠。 その処女詩集「転身の頌」、中央公論社より限定復刊186/300番。 三重函も厳めしく、初期衝動に溢れた若き日の探求 […]
2016年10月10日 / 最終更新日時 : 2016年10月10日 wpmaster 日本の文学 特別編 阿部公房「事業」 ビブリオマーヌ刊行アクリルケース入り限定223/300部 [書肆ゲンシシャ古写真展 蔵書コーナー出品書籍より] 圧倒的な装丁のクオリティと少部数発行、潔癖なまでの選書。 佐々木桔梗氏による伝説的な美麗装丁本出版社・ビブリオマーヌより阿部公房「事業」。 ユートピアの文字がモダンか […]